マヤ暦の還暦「52歳」で運命変わる?52年サイクルと4つの季節

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日本では干支が一巡する「60歳」が還暦とされています。

自分が生まれた年の干支に戻ることから、「赤ちゃんに還る」「生まれ直す」という意味があり、赤いちゃんちゃんこを着て祝う習わしがあります。

それと同じようにマヤ暦にも還暦の概念があり、その年齢は「52歳」です。

この記事ではマヤ暦で52歳が還暦とされる理由と、52歳からの人生を豊かにする方法について解説します。

目次

マヤ暦の還暦が52歳である理由

マヤ暦には260日間で一周するツォルキン(神聖暦)と、365日間で一周するハアブ(太陽暦)という2つの暦があります。

ツォルキンは13日間のサイクルが20周(13日×20周=260日)する暦で、ハアブは20日間のサイクルが18周したあとに5日間を加えて、20日×18周+5日=365日を一年とする暦です。

ツォルキンは「1・イミシュ」「2・オク」、ハアブは「1・マック」「2・マック」というように、それぞれ違った名前の日がめぐっていきます。

その2つの日の組み合わせが一巡するのが18980日、約52年間です。

ツォルキン:260日×73周=18980日
ハアブ:365日×52周=18980日
※260と365の最小公倍数、5×52×73=18980

この52年サイクルはマヤ文明だけでなく、アステカ文明などメソアメリカの諸文明で広く使われており、古代マヤ人は52年の区切りを大変重視していました。

さらに古代マヤ人には「新しい自分に再び生まれ変わる=再生」という概念があり、干支の還暦の「赤ちゃんに還る」「生まれ直す」という考え方にも似ています。

これがマヤ暦で52歳が還暦とされる理由です。

宇宙エネルギーのカレンダー・ラウンド

ハアブ(太陽暦)は現代の私たちが使っているグレゴリオ暦とほとんど同じ周期で、太陽の運行をもとにした暦ですが、260日暦のツォルキン(神聖暦)は関連性がなく、季節に関係なくめぐっていきます。

しかし「神聖暦」とも呼ばれるように、ツォルキンは神聖な儀式の日取りを決めるのに用いられていました。

ツォルキンはその日その日に流れている宇宙エネルギーの流れを示す暦であり、古代マヤの神官たちはツォルキンをもとに、儀式を執り行うのにふさわしいエネルギーが流れている日を選んでいたのです。

実際に、火星の会合周期がツォルキン3周の約780日(260×3)であったり、金星の会合周期(約584日)の65周がツォルキンの146周に一致するなど、惑星の動きとの関連性があるのではないかといわれています。

さらに金星の会合周期の65周は、ハアブの104周とも一致することから、約104年間がマヤ暦のカレンダーラウンドといわれているのです。

マヤ暦のカレンダー・ラウンド
  • 金星の会合周期:584日 × 65周 = 37960日
  • ツォルキン(神聖暦):260日 × 146周 = 37960日
  • ハアブ(農耕暦):365日 × 104周 = 37960日

宇宙・地球・自然の流れを大切にしていた古代マヤの人々は、現代人よりもずっと長い時間、天体の動きを観測していたことでしょう。

マヤ暦には819日暦という暦もありますが、近年の研究によって、惑星の配置を予測するために使われていたのではないかともいわれています。

52年サイクルと4つの季節

マヤ暦では「13」という数字に特別な意味があります。

古代マヤ人は、神々が住む天上界が13層で成り立っていると考えていました。

ツォルキンの13日間サイクルは、13層の天上界から降り注ぐエネルギーが順にめぐる周期なのです。

そして年ごとにも、13年間のサイクルでも、同じように13種類のエネルギーが順に降り注ぎます。

マヤ暦の52年サイクルは、この13年間サイクルを4周、起承転結することで一巡します。

Maya Learning Society(マヤ・ラーニング・ソサイエティ)では、それぞれを「赤の季節」「白の季節」「青の季節」「黄の季節」と呼び、以下のキーワードを定めています。

季節 期間 キーワード
赤の季節 1~13年目 誕生・チャレンジ・エネルギッシュ
白の季節 14~26年目 継承・調整・洗練・鍛錬
青の季節 27~39年目 変容・改変・改良・チャンス
黄の季節 40~52年目 熟成・刈り取り・感謝・貢献

4つの季節で構成される52年サイクルに、自分の人生を当てはめたものがマヤ暦の人生サイクル表です。

こちらの記事で作り方を解説しておりますので、あなたもぜひ人生サイクル表を作って、これまでの人生を振り返り、52歳を還暦とする人生の計画を改めて立ててみてください♪

26歳も重要な年回り(絶対反対KINの一年)

藤ハルカの人生サイクル表

52年サイクルと4つの季節の中で、起承転結の「転」へと転じる26歳の年も重要な一年です。

26歳の誕生日には、自分が生まれた日のKINの「絶対反対KIN」がめぐってきます。

絶対反対KINは、自分のKINの真反対、130離れているナンバーです。

絶対反対KINの計算方法

自分のKINナンバー ± 130

  • KIN67の絶対反対KINは、67+130=KIN197
  • KIN201の絶対反対KINは、201-130=KIN71

絶対反対KINは太陽の紋章もウェイブスペルも真反対で、あなたが生まれ持っているエネルギーと真逆のパワーが流れています。

まさに「転」のエネルギーが強く、それまでに経験してこなかったことや、苦手意識を感じていたことに挑戦すると、思いがけずプラスの方向に進みやすい時期です。

現実的にも26歳頃は結婚や出産、転職など、人生のターニングポイントとなるような出来事が起こりやすい年頃でもあります。

自分の生き方や固定概念を見つめ直し、あなたが心から望む人生を歩めるように、毎日を大切に過ごしましょう。

52歳からの人生を豊かにするために

マヤ暦では52歳で還暦を迎え、新しい52年間のサイクルが始まります。

人生100年時代といわれている今、さらに52年間、104歳まで生きることも珍しいことではありません。

52歳までに得た経験や知識を持ったまま、新しい自分へと再生していきましょう。

52歳までにやっておきたいこと

「52歳になると運命が変わる!」といわれますが、運命は勝手に変わるものではありません。

それまでの積み重ねによって、今、そして未来の運命が変わっていきます。

52歳までにやっておきたいこと、それは「徳を積む」ことです。

特に20~40代というのは、会社のためであったり、家族のためであったり、自分よりも他人のために頑張るべきことが多い時期です。

自分の思い通りにいかないこともたくさんありますが、他者、社会から求められることをやりきることで、感謝の気持ちが生まれます。

徳を積むことでコミュニケーションの輪が広がり、たくさんの人とのご縁もあるでしょう。

そのようなつながりが52歳からのあなたを助けてくれますので、人や社会から感謝されることに積極的に取り組んでください。

ただし、無理は禁物です。

食事、睡眠、運動といった基本的な生活を大切にして、健康な身体で52歳を迎えましょう。

52歳からやりたいこと

52歳からの人生は、あなたが生まれ持った「使命」をまっとうする時です。

52年間で得た経験や知識を、ぜひ周りの人のために使ってください。

あなたが体験した出来事や感情は、必ず誰かの救いになったり、誰かを励ましたりすることができます。

そして再び感謝の気持ちが生まれて、あなたのもとへと還ってきます。

あなたの使命を果たしていくことで、自然と幸福な循環が広がっていくのです。

また、さらに学びを深めていくことも大切です。

52年間で培った豊富な知識があると思っていても、すでにその知識が古くなっていたり、若い人の間で流行していることを知らなかったりと、どんな知識人であっても知らないことは無限にあります。

世の中の流行に乗る必要はまったくありませんが、知識を常にアップデートしていくために、新しい情報も積極的に取り入れて、新しい事にもどんどん挑戦していきましょう。

そして物事の本質を見極め、知識や人生観をより深めることで、52歳からの人生をより濃厚に過ごすことができます。

ぜひマヤ暦の人生サイクル表を作って、あなたの「使命」を見つめ直してみてください。

その使命を果たしていくことで、52歳からの人生がより幸せで豊かなものへと変わっていくでしょう。

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